今日のサクラマス
涼しいはずの東の端もここ数日は、暑い日々が続いています。最高気温30℃前後ですが、涼しい気候に慣れた身体には十分暑い気温です。
納涼のため(だけではないですが)清里町の桜の滝へ行きました。
サクラマス、次々に滝に挑んでいました。「上流へ行け!そして、子孫を残せ!」と教えられたわけではないのに、果敢に幾度も幾度も挑んでいました。
どのくらいの挑戦で滝を登れるのか、どのくらいサクラマスが滝を登れるのか。命の引き継ぎに懸命になっている姿を、しばらく見とれていました。
このサクラマスはヤマベが海に下って、海で育ち戻ってきたものです。海にくだらなかったヤマベ、海に下りたサクラマス、事情はそれぞれあるようです。ひとつの説によると、産まれたばかりの稚魚の元気の良いものはエサが流れてくる上流へ上流へと登り、登れなかったものは海に下ってサクラマスになるといわれています。稚魚の頃は上流へ登れなかったサクラマスが、栄養の豊富な海で育ち、川に残ったヤマベと比べ物にならないほど大きくなり戻ってきたそうです。弱かった奴が、数年経って大きくなって戻ってくる、何かの物語のような気がしますが、人が作った物語よりもずっと神秘的な営みです。
頑張れ!サクラマス!
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自然と遊ぼう!R[アール]
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