今日の読書
「読書の秋」「秋の夜長」「スポーツの秋」というわけで、「どんな男になんねん」を読みました。
学生アメリカンフットボールのトップチームである関西学院大学ファイターズを1992年より2020年までの長きに渡り監督として率いた鳥内秀晃さんの本です。著者が監督になった時すでにトップチームであったファイターズをどのように、さらに強いチームと進化させていったのか。その進化の過程では、上手く機能したことも、上手くゆかなかったこと包み隠さず・・・ほぼ隠さず書かれています(たぶん)。チームを作ること、選手である学生をいかにその気にさせるか、その気になった者たちが団結するとどんなチームなるか。そのチームをコーチするということはどういうことなのか。さらに、学生スポーツやスポーツのあり方にも言及。面白い内容です。アメリカンフットボールだけ、スポーツチームだけでなく、チームとして活動する場合に必要な、学び、導きの書でもあります。
タイトルの「どんな男になんねん」は毎年行わわれる、全部員との面談の際に監督が選手に尋ねる質問です。どんな覚悟を持ってチームに携わるのかを問います。
聞き書きスタイルなので、やんわりとした話し言葉が読みやすい本です。お勧めします。
著者の鳥内秀晃さん、ただ今吉本興行の所属(文化人部門)です。関西を中心に、新たな活動が期待されます。
↓↓ホームページもご覧ください↓↓
自然と遊ぼう!R[アール]
| 固定リンク